ホッタテゴヤ

日々思ったことを物置感覚で

青春と再会する

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映画を観てきた。小室哲哉の最後の仕事、というような記事をネットで見かけたので。

 

僕は特別好きな歌手なんていないんだけれど、多分iTunesの楽曲再生回数の上位はほぼほぼ小室哲哉関連だと思う程度には小室哲哉が何となく好きだった。

だから引退前の最後の作品になるというのを知ってこれは観ないといけないなと思った。

音楽担当が小室哲哉だから観に行く!なんて、なんかそれっぽくてかっこよくね?みたいな陶酔感が湧いてきておかしかった(笑)

映画のあらすじなんかは殆ど見なかったけれど90年代にキャピキャピしてたコギャルたちが大人になって再会するらしい、ぐらいは頭に入れておいた。

アラフォーの女性向け映画だろうなーと思っていたけれどこれが思いのほか面白かった。

 

僕の中で響いた所は、末期がんに侵されている芹香(板谷由夏)が奈美(篠原涼子)に、人生の主人公として、どう生きているかを問うみたいなシーンだった。

派手だったり、地味だったり。お金持ちだったり、貧乏だったり、どんな生き方をしていようと、人生という点ではみんな主人公なんだよなぁーと思い知らされた。

 

年間片手の指の数ほども映画を観ることはないけれど、なめてかかった映画でこういうことが起きたりするから侮れない。Netflixで垂れ流しにして映画を観ることは良くするけれど、腰を据えてじっくり観ることが出来る映画館ってやっぱりいいなと思った。興行収入は良くないみたいだし、終了間近なのか一日一回しか上映時間がなかったりするけれど、声をあげて笑ったり涙が流れたりした良い映画でした。

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